実は、随分前に出来てはいたのですが、ちょっと条件が厳しいので実装を躊躇しておりました。
条件1:UACがOFF
まず、UACがONだと動きません。もちろんUACを有効の状態で「CTRL+ALT+DEL」を有効にする方法もあるのですが、実行モジュールに証明書を貼り付けたり、実行環境に証明機関をウンヌンカンヌンだったんですが、そーゆー事をすると、環境依存が激しくなり動かない人へのサポートが大変!な予感がしたので、華麗にスルーする事にしました。自動的にガガーッと実行環境にそんなん設定されても困ると思いますしね。環境はできるだけクリーンでいたいじゃないですか。とゆーわけでモジュールのマニュフェストファイルの「uiAccess」の値は「false」のままです、えぇ。
条件2:Windowsサービス登録
Brynhildrの操作される側の起動は、Windowsサービスとして登録状態に限ります。起動時に「ServerMode」で「Service」を「Entry」にするだけです。「Entry」が出ないという方は、管理者権限で起動させてみると良いかもです。それでも出ないとゆー方は・・・すみません、近くのPCの御詳しい方に相談して見て下さい。
条件3:ポリシーの変更
えーと、「gpedit.msc」を起動して、「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windwosコンポーネント」→「Windowsログオンのオプション」→「ソフトウェアのSecure Attention Sequence を無効または有効にする」で、「有効」でオプションで「サービス」を選択して下さい。レジストリでゆーと「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「Microsoft」→「Windows」→「CurrentVersion」→「Policies」→「System」の、「SoftwareSASGeneration」の値を「1」です。これで、Windowsサービス(=Brynhildr)からのSendSAS命令を受け取れるという仕組みです、えぇ。
とゆーワケでカナーリとハードルが高めなんですが、トンガリ仕様のブリュンヒルデさんだからこれでもまー良いかなーと。とりあえず条件さえクリア出来れば動きますしね。これでサーバーのログインで「CTRL+ALT+DEL」が出て来てもいちいちスクリーンキーボードを起動しなくても良いワケですよ、いやー良かった。てかまーWindows8とかWindowsServer2012とかだとどーなるかわかりませんけどね。ちなみにWindowsVistaだとSASはあるけどSendSAS命令が無いので動かないという。ちなみにオマケですけどWindows2000とかWindowsXPでも別の方法で「CTRL+ALT+DEL」を動くようにはしてあります。そーいえば、Windows2000でWindowsサービスの登録に失敗する不具合も修正しました、オマケですけど。
そんなBrynhildrの次バージョンがfacebookで間もなく先行公開されますです。