iOS版のリモートデスクトップアプリの新版をリリースです。BrynhilrdやSiegfriedに接続してWindowsマシンをリモート操作するアプリです。Orthrosとほぼ同じですがちょっと違います。
本格的圧縮エンジン実装
このアプリはOrthrosのようにBrynhildrだけでなくSiegfriedにも接続可能ですが、Siegfriedに接続した際には映像と音声の圧縮方式が切り替わり、映像はVP8、音声はCELTで圧縮されます。圧縮される事により、通信データサイズは1/2~1/10くらいに小さくなり、インターネットを介した操作もスムーズになります。Brynhildrへの接続と比較して速度的に落ちるケースもありますが、利用用途に応じて使い分ける事を御勧め致します。コーデックを切りカエル的な。
色変更可能
iOSの設定画面に「KeroRemote」という項目が追加されます。ライセンス表記用に準備したんですが、ついでに好きな色に変更できた方が楽しいかなと思いまして、標準だとカエルっぽく緑にしてますが、値次第ではOrthrosと同じに出来ますし、全く違った色にも出来ますし、透明具合やコントラストも変更できます。御自由に御楽しみ頂ければと思います。色を塗りカエル的な。
無償(期間限定)
上の本格的圧縮エンジン実装もそうなんですが、結構実験的な要素が多いので、当面は無償です。いずれ有償を予定しておりますので、まさに今がゲットチャンスです。KeroRemoteはOrthrosの後継タイプではありつつも中身的には上位の位置づけですので、当然Orthrosよりも高価になる予定で御座います。恐れ入ります。
接続履歴
起動画面の接続ボタンを左右にスワイプで接続履歴を選択する事が出来ます。最大10件まで保存します。接続ボタンを上方向にスワイプで消去、下方向にスワイプで変更キャンセルとなります。
「Fn」ボタン
「Close」ボタンが無くなって「Fn」ボタンになってます。下方向へスワイプでコントールパネルやキーボードが消えます。左右にスワイプでボタンが移動したりします。正直まだこの仕様は迷ってますけど。これも実験的な要素の1つです。ちなみにキーボードに「Fn」キーもスワイプが効きますので御試し下さい。あとちなみに微妙にキーボードのキーが増えてます。
他色々
コントロールパネル表示時のスクロールの仕様を変更してみたり、FPSとかBPSを表示してみたり、ボタンの構成が変わっていたり、Orthrosで残っている不具合とかも修正してあります。
と、ゆー事で実は随分前に完成していて個人的に出先とかで使っていたアプリなんですが、先日「Surface mini」が発表されなかったとゆー事もありまして、まだちょっと暫くはこのアプリを使わねばならんみたいですし、今度どこかでお喋りする機会もありそうですのでそのネタ用として。iPhoneだと画面が小さくて非常に見づらいんですが、iPadよりも解像度が小さくなりスムーズに動くので意外と動画とかが楽しげに見れる感じです。まだこの手のアプリを御存じ無い方に御見せすると結構驚かれる事が多いですし。てな具合でかなり自分仕様になってしまって玄人向けのアプリっぽく仕上がっておりますが「KeroRemote」をどうぞ御試し頂ければと思います。
妖怪ウォッチに触発された本アプリはネタのつもりでしたけど、簡単に名前も変更できないですし、中身的にOEMを前提とした高性能モデルなんで、どこまでネタとしていけるか、これは一体どういう方向に行ってしまうのか、自分でも予測がつかなくっておりまして、将来が非常に不安でいっぱいなんですが。さてホントにコレどうしよう。