◆音声伝送処理修正
処理というか構造自体を修正しました。通信方式的な事も変更しましたので前回のバージョンとの互換性もありませんすみません。
と言いますのも、イントラネットなどの高速な回線ですと音声伝送に問題は無いように思えますが、インターネットなどちょっと細めの回線になると途端に不安定になりだしてました。これを改善させるべく仕様の変更から行ってみました。
音声伝送はかなり奥が深くて映像と異なり瞬間的に途切れてもそのおかしな挙動が顕著に表に出てしまいます。そうならないように日夜努力しておりますが、かなーり奥が深い事が段々わかってきてますので、これは老後の楽しみの技術の1つだなとは思いだしております。
そもそも、音声の遅延の少なくするために双方向で通信を行っているようにした経緯があるのですが、これが通信の状態にかなり左右されるらしく、時たまソケットのrecv辺りでガツンとロックします。ま、ガツンていっても一瞬と言えば一瞬なんですけど。でもBrynhildrの音声キャッシュの設定を0.1秒とかの設定にしてると、0.1秒のキャッシュなんてすぐになくなってしまうので、音が途切れてしまうワケです。ま、音データが少なくなったら音声をスローにする処理も実装されてますけど全然間に合いません。で、その双方向の仕組みを片方向に変更したってワケです。クライアント側の再生が間に合わなくて遅延・・・て事が想定されると言えば想定されそうですが、ちょっとここは様子見という事でここはひとつ。
ちなみに、映像で片方向にすると間違いなく遅延するです。てか、もし片方向にする場合は遅延してるかどうかを通信上のデータも考慮して制御する必要があるので結構メンドイです、はい。ま、そーゆーのも一通りはやってますけど。
あと、通信は全てTCPですんでUDPじゃ無いです。UDPの方がロックしないんで向いているような気もしますけど、パケットの順番とか届いたかどうかも保証できないとかゆー仕組みはちょっと・・・。てかちょっと昔のUDPはそんな仕様だったかと思いますけど今はどうなんですかね。変わったりしてんでしょうか。余裕が出来たら調べてみたいとはおもっちょりますけれども。
◆スクロールバー表示不具合修正
スクロールバーの表示があきらからに変でした。特にサイズとか位置とか。ちょっとバグでした修正しましたすみませんでした。
◆他調整
その他、ログの出力の箇所や項目を増やしてみたりしてあります。あと、Windowsのターミナルサービスを利用できない場合に注意が出たりなどの細かいところを微調整してあります。
ダウンロード
そんなこんなで各項目内にちょいと長めにコメントするようにしてみましたのでここではあまり書く事が無さげな感じですけど。
そんなこんなでまだ不具合はありそうな気がしますので引き続き宜しく御願い致します。