先だって公開した「Brynhildr」は静止画用リモートデスクトップとし、Orthrosを動画用リモートデスクトップとしてあります。Brynhildrでも動画はいけるのですが、GBVCですとどうしても高解像度の場合に画像データが大きくなってしまい、環境によってはかなり遅くなってしまうケースがあります。そこでOrthrosはその弱点を補う為に非可逆圧縮により、画質を落として画像データのサイズを抑え、できるだけスムーズに描画できるような仕組みにしてあります。
あれ?聞いた事ありますね。
ですです、以前Ortlindeなるリモートデスクトップソフトウェアを期間限定で公開していたかと思いますが、あやつの焼き直し版です、ぶっちゃけ。基本性能はあの感じです。が、それだけ面白くないので、Brynhildrばりの差分処理を追加実装してあります。Ortlindeは静止画でもずっとbpsが下がらなかったかと思いますが、Orthrosは下がっていきます。仕組み的には、動画はJPEG圧縮で、静止画はGaeBolgVideoCodec(GBVC)と2種類のコーデックのハイブリッドですね。画像のサイズによって自動的に切り替えてます。ただ、GBVCとJPEGではさすがに画質が異なりますので、一工夫としてライン単位に画質を補正していくような感じの処理を追加してあります。画質を一番低くして動画を再生して、停止させると良く分かると思います。静止画になるとジワジワーっと画質が上がっていきます。ちなみにライン位置はランダムです。ランダムといっても同じラインを何回もガシガシ行うよーなそんな感じにはなってませんけど。そーゆーのだと終わんないんで。
残念ながら、静止画において惜しくもBrynhildrの性能に一歩及ばずとゆーことので、Brynhildrとは別ラインとゆー事になってしまいました。とはゆーものの、かなり接近している事は間違いないので、ひょっとしたらOrthrosがメインストリームになる日も近いかもしれません。頑張れBrynhildrを作った中の人も。みたいな事を書くと何かIchiGekiの中の人って何人かいるんじゃないか?とか思わせぶりな感じにした方がミステリアスじゃなかろーかとか思ってますけどどうなんでしょうか。TeamIchiGekiとゆー感じですかね。なんか格闘系にありそーな感じですね。
そんなこんなで新しく仲間入りしたOrthrosをどうぞよろしくですー。
・・・ってそんだけじゃないんですけどね(´д`)
Windows8が10月26日に発売決定とゆー事で、日本人初&日本人唯一のMicrosoftMVP for RemoteDesktopServicesである自分が何もしないとか、そんなんちょっとマズイじゃないですか!・・・あ、すみません、ちょっと言い過ぎました、すみません、すみません。微力ながらMicrosoftに貢献したいと思っております所存で御座います候。
とゆー事でこのOrthrosをWindows8にちょっと絡めてみたいかなーとは思っているのです。実は、クライアント側の仕組みはOrtlindeよりもかなりシンプルになってるんです。つまりクライアント側のソフトウェアが簡単に作れそうな感じになってるんです。GBVCはさすがにちょっととゆー感じではあるのですが、JPEGはたぶんメジャーどころなんで、連続描画が可能であればかなり移植の可能性は高いですよね。Windows8と言えば、タブレット仕様(スレートPC仕様?)ですよね。そーゆータブレット端末でリモートデスクトップとか楽しそーですよねー。
ここまで書くと言わずもがなとゆー感じですか、そーですか。
とゆー事でOrthrosでそーゆーの作ってみよーかと企んでる最中で御座いますとゆー報告です。