「発着信の確実性」と「反応速度」
そーいや前回の続きを書くのをすっかり失念しておりました「発着信の確実性」と「反応速度」について。
さて、iOS版とAndroid版の「SkyPhone 1.4.0」で発着信の仕組みがガラリと変わりました。以前よりかなり着信する精度が向上されました。
まず、「発着信の確実性」についてですが、スマートフォンでの通話アプリなどの着信はプッシュ機能で行われます。アプリがフォアグラウンドであればプッシュはまず不要なんですが、通話アプリとかがいつもフォアグラウンドになっているはずもなく、ほとんどのケースではプッシュによって着信が通知されます。
このプッシュなんですが、アプリや自己管理サーバーだけでは構築はできず、AppleやGoogleのプッシュサーバーを経由しなければなりません。「指定した端末にプッシュを送信してください」と指示しなければならないのです。ですので、絶対にプッシュが飛ぶかと言うと断言はできず、プッシュの種類も多数あり、端末の状況によってプッシュの種類を変えなければならない、とゆーかなりメンドイ感じの仕組みでございます。
恐らく他の通話アプリやチャットアプリなどプッシュ周りではどこでも苦戦しているかと思います。アプリのレビューで低い評価には通知が来ない旨が書かれているケースが多いです。正直、この辺の対応が完璧のアプリはあるのでしょうか。OSのバージョンアップでプッシュ周りがガラリと変わる事も珍しくありませんし。なので通知が来て当たり前とゆーのはなかなか大変な事なんです。
で、そんな状況の中、SkyPhoneはそのプッシュ周りとゆーか通知周りとゆーか着信周りとゆーか発着信の仕組みそのものを一新しました。確実性という意味では、「1.4.0~1.4.2」で大幅に改善されたとゆー感じでございます。通知周りでは類似アプリのトップクラスなんじゃないですかね。ま、通話アプリで発着信の確実性は最優先事項ですからね。開発スタッフが頑張ってくれました。素晴らしい。
で、さらに「反応速度」も改善されております。従来は、発信ボタンを押してから相手に着信の通知が来るまで約8~15秒ほどかかっておりました。これが「1.4.2」の時点で約3秒ほどになっております。もちろん回線の状況によってはもう少しかかるケースもあるかと思います。ちなみに相手のSkyPhoneが起動していない時でも約7秒くらいですかね。以前に比べてかなり改善されております。これまた開発スタッフが頑張ってくれました。実に素晴らしい。
SkyPhoneは、自分でも実際に使ってみて、改善点があれば指摘して改善を検討、とゆー至極当たり前のアプリ開発の手順を踏んでおりますが、なかなか思い通りに出来ずとゆー、設計通りに完成したら全然苦労なんてないんですが。自分もエンジニアなんで良くわかります。この手のアプリは作るのかなりしんどいです。通話アプリを開発された事がある方などはそー思う方が多いと思いまする。でも、通話アプリとゆー完全に車輪の再発明なんですが、電話のニュースタンダードとゆーか次世代の電話ってこーゆーとこから始まるんじゃないかなと思うんですよね。ズンズンと前に進むしかないです。
あと、iOS版で「相手の声が聞こえづらい」とゆー御報告を頂いておりまして、弊社でももちろん確認済みでして、優先的で対応に当たっておりました。どうもAndroid端末の特定の機種の音声データ送信の周辺で発生している模様でして、なかなか苦戦している模様でしたが、よーやくAndroid版の「1.4.2」で対応が完了した模様ですので御試し頂ければ幸いでございます。
そんなとこですー。