Brynhildr「2.3.1」リリース
今回はバッサリと機能を廃止系です。
まず、サーバーモード動作時にタスクトレイのアイコンを左クリックで表示されるダイアログの表示方式を変更しました。これまでは別プロセスで起動させていたダイアログでしたが同一プロセスで表示する事にしました。なぜこれまで別プロセスだったかと言いますと、ファイル転送時のドラッグ&ドロップが関係していました。BrynhildrをWindowsサービスで動作させるとタスクトレイのアイコンを表示しているプロセスはシステム権限となり、ログインユーザーの権限とは異なります。その為、システム権限が作り出すダイアログですとドラッグ&ドロップをしてもユーザー権限のファイル(マイドキュメントなど)には基本的にアクセスする事ができません。また、メニューに関してもSendFileなどのファイルダイアログもシステム権限となり、ログインユーザーのものとは異なります。ですので、ログインユーザーの権限となるように別プロセスでダイアログを表示していました。先のバージョンアップにてファイル転送の際に、ウィンドウの外へドロップする事が可能になりましたので、こちらをメインのスタイルに軌道修正して、ダイアログは同一プロセスで表示するように仕様変更した次第でございます。従いまして、ダイアログへのファイルのドラッグ&ドロップ機能の廃止及びダイアログ上ので右クリックでのメニュー表示を廃止と致しました。長い。
あと、ログの出力位置を追加してさらに細かくログが出力されるようになりました。特にエラー関連です。ちなみにログは「brynhildr.exe」と同じフォルダに「log.txt」を作成すると出力されるようになります。
あと、設定ファイルの値によって動作が不安定になる不具合を修正したり、その他微調整を行ってます。ソースのコメントとか。
ちょっと今回はダイアログ関連で大修正が入っているんですけど関連したとこにも大修正が入ってしまっていて、特にウィンドウ関連とか一時ファイル関連とかそーゆーとこに波及してしまっているので不安定になっていないか心配ではあるんです。あとAegis用の修正とかパブリックモード(オープンソース系)とかにも修正を入れてて、ひょっとすると「2.3.0」の時よりも修正量が多かったりするので心配ではあるんですがどうぞ長い目で見て頂けますと幸いでございます。
そんな感じです編集長。
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