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KeroRemote

リモートデスクトップエンジニアのブログ。


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Missing iOS Distribution signing identity
「KeroRemote」が突然ビルドできなくなったナリ。いや正確には予兆はあったのだ。

KeroRemoteの「1.2.0」をリリースしてから不具合に気付く。起動画面の接続ボタンを上にスワイプしてIPとPortを消した後にやっぱキャンセルと接続ボタンを下にスワイプすると、IPとPortが元に戻るとゆー機能があるのだが、Portだけ空白のまま。

これはあれだ不具合だ。早速ソースを見ると間違ってた。「1.2.1」にバージョンアップすべく即座にソースを直してビルドして実記で動作確認してアーカイブ。

翌日。

昨日アーカイブしたファイルをiTunesConnectに送信しよう思って、まずはiTunesConnectでバージョンアップの準備。後はアーカイブを送信するだけの状態にする。

この作業は先週末も行ったので楽勝・・・のはずだった。

オーガナイザーでアーカイブをアップルへ送信・・・・、

「Missing iOS Distribution signing identity」

見慣れないエラー。おかしいなと思いつつ今度はXcodeでビルド・・・がまさかのビルドエラー。今度はプロビジョニングファイルのエラー。なんだこれ・・・。

証明書等の期限切れかと思って確認しても問題ナッスィング。でも似たような事が前にもあって、その時はプロビジョニングファイルを再作成で回避できたので、今回もそーしてみるも回避不可。

むむむ・・・。

ふとキーチェーンアクセスの開発用の証明書が無効になっているのに気付く。これ前から無効だったんか?

そして、原因判明。

どうも「Apple Worldwide Developer Relations Certification Authority」の証明書が昨日の午前3時で失効してたらしい。なので発行元のこの証明書を使っていた開発用の証明書も無効になってしまった模様。

なので、アップルのDeveloperサイトで「iOS Certificates」で「+」のボタンで証明書の追加しよーとして出るページの一番下のリンクの「Worldwide Developer Relations Certificate Authority」てのをクリックして新しい発行元の証明書をゲット。

尚、事前にキーチェーンアクセスの「Apple Worldwide Developer Relations Certification Authority」を削除しておく必要がある。ログインとシステムの2箇所を削除しないとダメなんで注意。ちなみにメニューから有効期限の切れた証明書を表示にするのはお約束。

自分の場合はプロビジョニングファイル周りも開発用の証明書も削除しまくってたんで復旧させるのにさらに時間がかかった。

そして直った。申請できた。

でもアップルさん、これ何なんですのん・・・。


2件のコメント ... ( 管理人承認制 )



IchiGekiさん


いつもBrynhildrを使わせてもらっています。
私もこれと同じ問題に直面し、まさしくキーチェーンの2箇所に期限切れが残っていました。


この記事を見ないと証明書&プロビジョニングファイルの削除祭りになりそうでした。
有益な情報ありがとうございます。


すいすい  2016/02/17


私のよーな不毛な削除祭りを防ぐ事ができて幸いですw


IchiGeki  2016/02/17




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