リモートデスクトップエンジニアのブログ。

Windows7にてBrynhildrのプロセスがゾンビ化する原因を特定しました。

コメントにてBrynhildrがゾンビ化するというご報告を頂いておりまして調査しておりました。サーバーモードで起動しているBrynhildrに接続できずにフリーズしており指定したTCPポートも利用できないとの事です。しかも、プロセスが動かなくなる程度であれば何とかしようもあるんですが、「taskkill /f」でも「インスタンスがありません」と返してきてプロセスを強制終了もできないというたちの悪い「極ゾンビ化」の方です。ログアウトしてもダメでOSを再起動しないとダメなやつです。

最初、Brynhildr側に何か問題あったんかいなと戦々恐々でしたけど現象的にOSが原因じゃないかと。

で、さらに色々と調べていてついにWindowsUpdateの「KB4338818」に辿り着きました。既知の不具合にTCP周りの不具合があるようなのでどうもそれが影響してる可能性が高いです。不具合の情報ではSQL-Serverに影響でてるみたいな事を書かれてますけど、Brynhildrに影響でてる事からTCPの接続待ち系アプリ（ファイアウォールを開放しないといけないアプリ）とかにも影響あるんじゃないですかね？と推測してます。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4338818/windows-7-update-kb4338818

て事でマイクロソフトさんの早めに対処をを願いつつ「KB4338818」をアンインストールドーン。