リモートデスクトップエンジニアのブログ。

Nautilus 0.0.0.2 Download

早速のバージョンアップで御座います！

まず、デカ目の修正から言いますと、一時ファイルの処理方式を大幅に修正しました。他の動画キャプチャーソフトと比較してた際に、FPS60で勝負とかしていたところ、何らかの影響で録画中にHDDの読み書きの速度が急激に落ちるようでしたので、一時ファイルをフレーム毎に記録する方法を廃止しました。同時にtmpフォルダも廃止しました。新しい方式は、「nautilus.exe」と同じフォルダに「～.tmp」という一時ファイルが生成されまして、その一時ファイルが段々と大きくなる方式です。一時ファイルは2GByteを超えると自動的に分割されていきます。録画終了でAVIファイルが生成されると一時ファイルは削除されます。この方法ですとHDDに負担が少なくなったような気がします。てか、他の動画キャプチャーは既定値で60fpsとか結構ハードでしたので、いざ比較すると結構Nautilusのアラが見えてくるものですね。まだまだ調整の必要な箇所ではあるんですけれども。

あと、録画範囲の半透明の青いウインドウなんですが、右端とか下端とか右下端でサイズ変更が可能となりました。変更した結果は当然ダイアログにも反映される仕組みです。ちなみにこれと関係があるのですが、録画の最小サイズが32x32になっております。

あと、「output cx」「output cy」の項目をダイアログに追加しました。設定ファイルにも「cx_out」「cy_out」の項目が追加になっております。これは言わずと知れた出力サイズで御座います。そうです、拡大縮小が可能になっているので御座います。あんまり拡大する方はいらっしゃらないような気がしますけど。結構綺麗目に拡大縮小処理がされているのと引き換えに速度が落ちますので、よりスムーズに録画されたい方は等倍が良いかと思います。ただ、縮小した方が速くなるケースもありますのでケースバイケースという事でお願いします。

あと、録画サイズなんですが４の倍数だったのを撤廃しました。Brynhildrのエンジンとゆー事でそのまま持ってきてましたけど、MotionJPEGなら奇数でも全然問題無いので４の倍数で無くても良かったので、削除ミスとゆー事です、スミマセン・・・。

あと、録画中にダイアログに現在の状態を表示するようにしてみました。あれ？設定値なんだっけ？とゆー感じの自分用に追加しましたｗ

あと、AVIファイルとWAVファイルで音ずれが発生してしまう不具合を修正しました。

とりあえず今回の修正はこんなところで、とりあえずキャプチャーエンジン周りを中心に調整しつつといった感じでしょうか。リモートデスクトップの開発に比べるとかなり楽なんでちょっと開発が面白くなってきてしまってますけど、Brynhildrの方も最適化しないといけないなと思いつつ、まるで時間が足りない状況の感じで御座います。

あと、録画やらキャプチャーやら動画キャプチャーやらデスクトップキャプチャーやら、記事内に色んな用語が入り乱れますけど、まだ自分の中でも整理が出来ていないので大目に見てやって下さいませ。見てやんないと言われましても倍返しはしませんので御安心下さい。