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リモートデスクトップエンジニアのブログ。

Microsoft Azure RemoteApp (5)

さて、ちょっとまた間があいてしまいましたけど、さらに続きます。

前回、RemoteAppで電卓を起動してみましたけど、何やら様子が異なる感じの電卓で御座います。それがコチラ。


むむむ。英語ですしAeroが適用されていないウインドウ。しかもIMEがもう1つ出現します。

これは察するに別セッションみたいなもので起動してるんでしょーね。ターミナルサービスとかってセッションを自由自在に使いこなしてる感があるんですよね。RDPだと画面をロックしつつ別セッションの画面のマウスとか操作できますし。いやー、羨ましい。ま、ターミナルサービスを使いこなしていないので、恐らくその辺の技術なんではないかと思いますけど。ターミナルサービスかー、勉強しようかどーしよーか悩むとこですな。てか技術文書は公開されてんのでしょうか。

ちょっと脱線したついでに脱線しますけど、このRemoteAppのIMEについてなんですけど、RemoteAppを切断したあともタスクトレイにゴミが残っちゃって御行儀が悪いです。



RemoteAppでアプリの起動中はこー2つになります。ちょっとややこしーですけど、これはまーギリギリ許すとして、RemoteAppを終了してもIMEの残骸が消えないので、タスクバーを固定してんのがよくないのかと思って、固定を解除して、あーでもないこーでもないってしてたらコレですよ。



なんだこれは。再描画もされなくてこれは許せぬ。なんかRemoteAppのIMEは背部に回ったまま帰ってこないですし。ホントにデバッグしてるんですかね、これ。

で、これの解除方法なんですが、Windows7でしか試してないんですけど、タスクバーのメニューのツールバーのとこに謎の空白の行にチェックついてますけど、このチェックはずせばタスクトレイのとこのゴミも消えます。この辺の作り込みをもうちょっと頑張って欲しいところです。とゆーのも、実はBrynhildrをWindowsサービスに登録すると、同じように複数セッションを利用してまして、IMEも当然2つ出るんですよ。もちろんいらない方のIMEは消してますけど。そんな細かな部分も今後RemoteAppは対応していくんじゃないかと期待してます。

さて、あと気になったところは、この電卓のウインドウ、なんか動きが悪いです。ウインドウそのものを移動させても反応が若干鈍いですし、ウインドウ内の動きもギクシャクしております。

これ実際は、MicrosoftAzure側(サーバー側)で描画されたウインドウなんですよね。サーバー側で描画されたウインドウの部分だけを転送して、ローカルのWindowsにあたかもウインドウの1つのよーに見せているとゆーワケです。スゲー。

ちなみに、RemoteAppってApp-Vと良く似ているなぁ、と始めは思ってたんですが、

・RemoteAppは、アプリをサーバー上で動作して画面のみ転送
・App-Vは、アプリをクライアント上で動作

とゆー風に、同じように見えても中身が違うんですね。ま、App-Vも全然使った事が無いのですけど。

そーゆー風に考えるとRemoteAppって、非常にリモートデスクトップに似てるんですよね。画面転送の技術なんて、まんまBrynhildrの画面転送部分と同じじゃないですかと。

画面転送とゆー技術がRemoteAppとゆー事が分かったところで、いよいよ本編に突入で御座います。電卓はそそくさと終了しまして、「InternetExplorer」を起動させます。


とゆー風に普通にブラウザが起動します。もちろんAeroが適用されてませんし、IMEも2つになります。

さて、ブラウザと言えば・・・。

つづく。


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