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リモートデスクトップエンジニアのブログ。

Murakumoβテスター募集中。
とゆーわけで、よーやくMurakumoのβテストまで漕ぎ着ける事が出来ました。と言いましてもまだまだこれから難所が沢山待ち受けているワケですが。なんせ一人で構築しているもので、構築方法とかセキュリティとか負荷分散とかでオーソドックスのものは何となく予想がつきますが、想定外のものをなかなか洗い出す事ができませんので、その点は今後の課題とゆー事になりそーですが。でもなんだかんだでここまで作るのに1年くらいかかってますけどね、これ。

http://murakumo.x-row.net/

前々からMurakumoは商用とゆーのはお伝えしてたかと思いますが、実際に企業様などに御説明する際のデータとなるものがあまり無く、具体的に「どの程度の規模まで耐えうるものなのか」や「時間帯毎のアクティブユーザー数」や「時間帯毎のサーバー負荷」等々の基となるデータが欲しいところで御座いました。そこでβテストとゆー形で耐久テストを実施させて頂きます。とりあえず100名にしましたが、恐らく技術的なキャパシティでも限界ギリギリ、運用費をポケットマネーで補うのも限界ギリギリ、といったところで御座います、超不安です。ダウンダウンで御迷惑を御掛けする事になるかもしれませんが何卒温かい目で見守って頂ければこれ幸いで御座います。

あと、出来るだけ使い込まれるよーなヘビーユーザーに御願いしたいといゆー事も無きにしも非ずなのですが、とりあえずTrueRemoteなどの当方のリモートデスクトップを御利用頂いた方に限定させて頂きました。と言いましても、今からどっちも利用する!でも全然問題無いのですがw

さて。

Murakumoについてなのですが、このとーりクラウド対応とゆーかクラウドベースとゆーかクラウド式です。リモートデスクトップの多くは一対一の2点間接続するのが普通なのですが、Murakumoは3点間で接続を行います。「操作する側のパソコン」と「操作されるパソコン」と「クラウド」の3点ですね。全ての通信データが「クラウド」を中継するとゆー仕組みで御座います。TeamViewerとかLogMeInとかClossLoopとかも一見同じような感じですけど、あちらはもっと進んでいて、3点間接続後にNAT越えの技術(STUNなど)で2点間接続に切り替えてるよーです、恐らく。2点間接続時にMurakumoでゆー「クラウド」が切り離されるワケですね。Murakumoはそのまま3点間の接続を維持するのですが、実はこちらの方が接続できる確率が高いのです。2点間に切り替える方式に憧れてはいますけど、技術的に結構難しいのと、ネットワークの環境によってはNAT越えのできないものもあるそーで、だったら接続できる確率の高い3点間接続で暫くいこうと思ったワケで御座います。ま、それでも憧れてますけどね、2点間に切り替える方式に。

ただ、常時「クラウド」を中継する3点間接続となると、クラウドの運用コストがかかります。これがフリーソフトウェア(フリーサービス)に出来ない理由ですね。クラウドなので、御存じの通り1台のサーバーではありません。色んな種類のサーバーがありでさらに冗長化されている感じですので、結構大がかりのシステムです。それらのサーバーに対してどうしても運用費用がかかってきますので、商用として提供する形で考えている次第で御座います。ちなみにMurakumoと言ってますが、提供するところによって名称は変わる可能性があります。システムに組み込むところもあるでしょうし、企業名のついたものになるかもしれません。ただインターフェイスは似たような感じになるとは思いますが。で、クラウドなので月額利用料的な感じになりそーなのですが、一般の方向けだとなかなか難しいかなと思いつつ、Murakumoの特徴からして何となくターゲットユーザーは一般の方向けのよーな気がしてますので難しいところです。ま、その辺の今後の運用方法についてはβテスターの御意見を聞きつつ検討したいと思っております。とゆー事で、とりあえずβテストとゆー事です。

長くなってきましたので続く。


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