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リモートデスクトップエンジニアのブログ。

叢雲の音声伝送。
開発中の商用リモートデスクトップ「叢雲」についてですが、そろそろベータテストの情報を出す予定ですので、情報を少しずつ出していきたいと思います。

前置きとゆーかちょっと思ったんですけど、例えばフリーソフトウェアについてですと「すごいですよ!」とか簡単に言えるんですけど、商用ソフトウェアの場合「すごいですよ!」と言っても「ほんまかいな?」と思われてしまうとゆーか、自分でもそー思ってしまう事が良くあります。フリーソフトウェアだとそのまま試す事が出来ますけど、商用ソフトウェアの場合は、実際にお金を払ってから試してみるとゆーステップを踏む必要がありますので、どーしても一歩前で構えてしまうとゆー感じでしょうか。商用ソフトウェアとゆーのはそーゆー面からしても、1つの事を伝えるにしてもなかなか難しいものですね。とゆー事を踏まえまして。

叢雲には音声伝送を実装して御座います。BrynhildrとかOrtlindeと同様のキャプチャー方式&再生方式を採用しております。が、叢雲にはさらに「音声圧縮」を実装しております。ちょっと前に、コメント欄で約1/10に圧縮してますとか書いちゃいましたけど、あれからテストを繰り返してる最中に、とあるクラシック音楽にてノイズとゆーか雑音が混じるよーな感じでした。これはビットレート内に音データを収める事が出来ない為に発生してしまっているような感じでした。そこでビットレートを倍に設定する事で雑音は無くなったのですが、圧縮率が若干下がってしまいましたので、元データ(PCM)の約1/3~1/5といったサイズになってしまいました。ま、音質が格段に上がりましたので良しとしておりますが。

ちなみに、リモートデスクトップの音声伝送に大切なのは「遅延」でして、これをどー抑えるかとゆーのが非常に重要で御座います。音と映像のずれはリモートデスクトップにとって致命的です、とかそんな事を言ってるのは自分だけかもしれませんが。ですのでなるべく遅延の発生しない方法で音声を圧縮する必要があるわけです。いやそれならBrynhildrとかOrtlindeみたいに音は圧縮しなければ良いじゃんとか思いますけど、「圧縮」は叢雲の重要なポイントで御座いましてはずすにはずす事が出来ません。また、ガッツリ圧縮すると前述したよーに音質どころか雑音が発生してしまいますので、圧縮率はそれなりにし、音質も重視し、尚且つなるべく高速に音声データを圧縮&展開させるといった、かなりのバランスが求められる技術で御座います。「音質」「圧縮率」「遅延」の3つのバランスですね。「音質」はまー、操作される側のパソコンで鳴っている音に出来るだけ近づけたいとゆー自己満足とゆーかこだわりです、はい。

とゆー事で叢雲の音声伝送は「すごいですよ!」とゆー宣伝です、はい。


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