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リモートデスクトップエンジニアのブログ。

リモートデスクトップ「Verethragna 0.10.8」リリース




また主に不具合修正版です。

Verethragna Download

まず、マウス制御の仕様をまたまた変更しました。ウィンドウ外での移動は反映されなくなりましたが、クリック中のみ移動を反映するようにしました。

次に、Windowsサービス登録時においてサーバー側がログインのタイミングで画面の更新がされなくなり操作もできなくなる不具合を修正しました。ログインユーザーが複数である際のセッションIDの影響により通信しているにも関わらず画面の更新が止まってしまっていました。詳しくお伝えしますとセッションIDの状態検出が甘くデスクトップの移行がされない要素があったため修正しました。

次に、サーバーモードにてタスクトレイにアイコンが表示されないことがある不具合を修正しました。初めてユーザーを作った際などにアイコンが表示されない旨が確認されましたので対応しました。初めてユーザーを作った際に表示される画面ではエクスプローラーが起動しておらずアイコンが追加できない状態ではなかったにも関わらず追加しようとしてエラーになって終わってましたので終わらないようにしました。

次に、クライアントモードでのマウスカーソルが点滅する不具合を修正しました。環境によっては発生する場合とそうでない場合があることは判明しておりますが発生しそうな可能性があった箇所を修正しております。

次に、クライアントモードでウィンドウがフォーカス外の際のキーボードの処理方法を変更しました。フォーカス外の判定が正常に行われない可能性がありましたので修正しました。

次に、自分自身(127.0.0.1)に接続した際に自分自身に操作系の信号が飛ぶように仕様を以前のものに戻しました。上記のフォーカス外の仕様を変更した影響で良い結果が得られたのでちょっと様子見です。結局は無限ループするんですが。

次に、自分自身(127.0.0.1)に接続した際に「Remote Control」の指定が自動的にオフになるように修正しました。上記の無限ループを起こさせにくくするための配慮です。通常は発生させる必要がありませんので。

次に、設定ファイル(verethragna.enc、verethragna.tmp)のファイルの読み書きタイミングを修正しました。特にWindowsサービス登録時での動作時のタイミングが大きく変わりました。

次に、サーバーモードでタスクトレイからのメニューの「Remote Control」をオフにしようとした際に確認ダイアログを表示するようにしました。リモート操作でこのチェックをオフにするとその後リモート操作ができないようになるためです。間違って選択してしまってリモート操作ができなくなるようなケースを防ぐために実装してみました。

次に、クライアントモードで未接続の状態においても全画面モード(Shift + Ctrl + Alt + F11)とマウス同期機能(Shift + Ctrl + Alt + F12)が効くように修正しました。全画面モードで描画中に切断された際にウィンドウモードに戻すことができませんでした。

あと、ログの表示方式やDirectInputをRawInputに変更したりなど細かい修正など施しております。

以上でございますー。


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