Brynhildr

KeroRemote

リモートデスクトップエンジニアのブログ。

libvpx 1.4.0
Brynhildrの次のバージョンで、映像圧縮(VP8)のライブラリのlibvpxのバージョンが上がります。

これまで、Brynhildrで利用しているlibvpxのバージョンは「1.1.0」だったんですが、一気に「1.4.0」にバージョンアップしようかと思います。KeroRemoteは既に「1.4.0」になっていますのでそれに合わせた感じです。「libvpx 1.4.0」ではちょっとだけパフォーマンスが上がったような気もしないでもないんですが気のせいかもしれません。

あと、「libvpx 1.4.0」では、VP9が搭載されているので将来的にBrynhildrの映像圧縮にVP9が利用できる事ももちろん想定おります。ちょっと前にVP9を使ってみたら1FPSで全く使い物にならないと思っていましたけど、どうも最近のVP9でパフォーマンスが上がったとゆー情報もありちょっと期待しているところでございます。

ちなみにlibvpxの最新バージョンは「1.5.0」でして、中身をみるとVP10の文字が・・・。早すぎでしょ・・・。

さて、あと「libvpx 1.4.0」だと色空間対応フォーマットが増えてる気がします。現状のBrynhildrでは、RGBをYUVに変換してVP8に渡していますが、RGBでもいけるような雰囲気ですのでこれまた期待しています。「libvpx 1.1.0」だとヘッダーにはRGBの記述があるのに渡すとエラーとゆー、ヘッダーファイルのみRGBに対応とゆー、何とも悲しい状態だったのを懐かしく思います。結局、RGBからYUVに変換するルーチンを自作したんですが。でも、RGBを直接渡せるからといってパフォーマンスが上がるかとゆーとちょっとまだ未知数ですかね。中身見てないですし試しても無いですし。もしかすると内部的にRGBをYUVに変換しているかもなんで、それだともしかするとアセンブラで自作したRGBとYUVの変換リーチンの方が高速なんじゃないかとゆー気もしますし。そーじゃない方がむしろ嬉しいんですが。

あと、「libvpx 1.1.0」との互換性も一通り確認はしましたけれども多少不安なところも残っておりますので、いざとなったら通信バージョンが上がるかもですので御理解を頂ければ幸いでございます。

いやー、libvpx周りってかなりいぢくり倒し甲斐があるので時間ができたら目一杯楽しめそうですね!

そんなBrynhildrは間もなくリリースの準備中ですのでもう暫く御待ちくださいませ。


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