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KeroRemote

リモートデスクトップエンジニアのブログ。


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iPadで艦これを高音質リモートプレイ

先日、さくらのVPSだとサウンドデバイスが無いので艦これの音が出ません!ってな記事を書きましたけれども、試しに手元にあった仮想サウンドデバイスを入れようとしてみましたけど、なんかWindowsServer2012R2に非対応のよーで断念。ちょっと別の探してみたいと思います。これだけで週末が潰れそうです。

さて、なんか音も出ないままなのもアレなんで、折角なんで空いてたテスト用のPCを使って「KeroRemote」の音のテストをする事に。これ、先日のKeroRemoteの64bit対応の流れのやつです。KeroRemoteの音声伝送周りもガッツリと修正してますので。どんだけlong使ってんだよって話ですよ。

さて、WindowsPCでBrynhildrとSirgfriedを起動させて、そこにKeroRemoteを使ってiPadから接続です。ちなみに拡大縮小とか省きたいのと最大パフォーマンスでチェックしたいんでサーバー側の解像度は1024x768にしてあります。物理PCなんで当然サウンドカードが搭載されてます。内蔵のヤツですけれども。

・・・接続ポチッと。

とりあえず画面は出るし音も出ますね。「SoundQuality」を「Highest」にすればサンプリングレートが48000Hzくらいで再生なんでメッチャ高音質です。試しに艦これを起動して我が娘「特型駆逐艦5番艦叢雲」の声を聞きます。今日も元気そうです。まだ出撃した事は無いんですけど。

ノイズも無いですしプツプツ感も無いです。この辺の音声伝送処理はカナーリなコダワリの作りになっていますので64bit化になっても無問題のよーです。いやこれでゲームとか技術の無駄遣いなよーな気もしないでもないですけど。もっと医療とか教育とかそーゆー方面で活かせればと思います。開発の御依頼の御連絡を御待ちしております。

ここで1点気づいた事が。SiegfriedよりBrynhildrの方がパフォーマンスが良いですな・・・。FPSが値がBrynhildrの方が高いんで動きがスムーズです。これはイントラネットだからかと思いますけどね。でも通信データ量が5Mbpsくらいなんで。

ちなみにインターネットを介した時はSiegfriedじゃないとパケ死するかもです。上の環境ですとBrynhildrが5Mbpsに対してSiegfriedは0.1Mbpsなんで。ちょっとFPSは落ちますけど1/50は大きいです。ま、WiFiを利用すればOKなんですけどね。

結構この手のリモートプレイでパケ死って聞くんですよね。ちょっと他のリモートデスクトップがどんなコーデック使ってるかはたまた使っていないのかまでは調べてないんですけど、データ圧縮が頑張れてないとデータ量がとんでも無い事になりそーなんで、3GとかLTEの場合は注意が必要ですね。自分も外出先でKeroRemoteを使う時は、怖くて「VideoQuality」は「Lowest」以外に出来ません。オーコワ。

こーゆーリモートデスクトップの比較とかってどなたかされてないんですかね。このリモートデスクトップは動画だとパフォーマンスはこうだ画質はこうだデータ量はこうだ的な。他力本願で恐縮なんですけど。でもここでそーゆーの書いても自分のリモートデスクトップを贔屓目に書いてんでしょ?とかそーゆー事を言われるじゃないですか。たぶん贔屓目に書きますけど。

そんなこんなで次期KeroRemoteのテストのついでに艦これを高音質リモートプレイしてみたのコーナーでした。


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