Brynhildr

KeroRemote

リモートデスクトップエンジニアのブログ。

次バージョン

次バージョンの御話ですが、次のBrynhildrとSiegfriedの起動メニューが上の画像のようになります。サーバーモードのトコに「Relay~」と見慣れない項目がいくつか追加されておりますが、これらは以前より手がけております中継サーバーの機能だったりします。以前公開しました「Dyneシリーズ」の「DyneServer」の機能を何とか実装してみました。ただ、バージョンはちょっと新しくなってまして、タイミングを見計らって「DyneCloud」も新しくします。と同時に、BrynhildrとSiegfriedに「DyneServer」の機能を吸収させましたので、不要となりました「DyneServer」は公開終了とします。

で、ホントは「Undine」のアクティブウインドウ転送の機能も追加させよーかとも思いましたけど、ちょっと保留で。なんかこー自分的に完成度がイマイチで、なんかしっくりこないんですよね。ウインドウの形状が異なるアプリだとピタッっとしたサイズでキャプチャーが出来ないとかアクティブからはずれた場合の動作とかちょっとまだ完成度は低めって事で。

あと、Brynhildrの映像圧縮コーデックがGBVC、Siegfriedは映像圧縮コーデックがKUGA(VP8)で、どっちも中継サーバーを介する事は出来るよーにはなったんですが、「Undine」とか「DyneServer」のMotionJPEGのパターンが無くなるのもちょっと気になっておりやす。速度とか圧縮とかどっち付かずのMotionJPEGですが、ちょっと欲する方も少ないとは思ってますけど、コーデックの部分がコンパクトに収まるんで個人的には気に入ってまして処遇に困っておりやす。

あと、中継サーバーである「DyneCloud」の次のバージョンは「0.2.1」になりそーなんですが、これまでと同様で、「KeroRemote」と「Orthros」と「パブリックモード」からしか接続出来ませんし、音も出ない予定で御座います。引き続きこの辺は継続して開発したいと思っております。こっから先が苦戦中で御座います。なんかデバッグも大変ですし、なんか上手く行かないんですよね。ま、じっくりやりますけれども。

ちなみに、「KeroRemote」とかのiOS版シリーズのダウンロード数は、10万ダウンロードを突破しており、そこそこのユーザーの方がいらっしゃいますので、暫くは凌げるのではないかと推測しておりますし、「Qt Brynhildr」とはじめとしたオープンソースのパブリックモードを利用したアプリもジョジョに国内外で広がりを見せそうな雰囲気ですので、その辺も期待をせざるを得ない感じです。

とゆー事で、BrynhildrとSiegfriedの方は逸早く中継サーバーに対応させたものの、肝心の「DyneCloud」の方の開発が遅れておりまして、何ともはやってとこですが、設計上はBrynhildrとSiegfriedはこれでいけるんじゃないかと思っておりますので、テストを御願いします的な感じになりますけど、テストを御願いします。


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