リモートデスクトップエンジニアのブログ。

前回公開しましたスクリーンキーボード「KeroKeyboard」ですが、本来動作させたい環境であるWindows8上で芳しくない動きでしたので大改造を施しました。

そもそも、初回バージョンはマウスのイベントで動かしていたもので、マルチタッチに対応していないどころか、タッチ操作だとなんか反応が悪く、内部でイベントが置き換わっているんで全然スムーズでないなー、とゆー感じでした。ま、VisualStduio2008で開発してる時点でちょっとアレなんですが。

そこで今回はVisualStduio2013で開発を行いまして、マウスに加えてペンやマルチタッチにも対応してみた次第で御座います。ちなみに、ペンとマウスは従来通りでShiftキーとかはトグル式になります。さすがにペンを２本持ちとかいらっしゃらないと思いますので。で、マルチタッチに関しては、最大10点タッチまで対応し、Shiftキーを押しながらAキーみたいに物理キーボードに近い感じになっております。KeroRemoteのキーボードと同じ仕様です。かなりイー感じに仕上がっております。

また、描画に関してもスムーズに描画されるようにアノ手コノ手で手を加えております。連打とかしてみても何とか合格ラインのちょっとイー感じになっております。

あと、前回のバージョンは8インチタブレットを想定してたんですが、急に10インチタブレットが欲しくなってしまい、10インチタブレット仕様に切り替えたので、ちょっとデフォルトのキーボードのサイズが小さくなっております。

これ絶対にやったらアカンやつですけどあくまでも自分用に作ったモンなんで勘弁してつかーさい。


ちなみに、上画像のようにキーボードは位置とかサイズを自由に変更できますが、まだ記憶が出来ないものでとりあえず一旦画面上から隠せるように最小化ボタンを追加してみました。ま、キーボードサイズを記憶させる予定も今のトコロ無いんですが、もし御希望の方が多かったら検討しまする。

ちなみにWindows8で動作テストしてまして、Windows8以外ではどう動くかまるで確認しておりませんので御了承下さい。Windows7上でも一応マウスで動くのを確認してますが、タッチ環境が無いもので未確認で御座います。

こんな感じの完全に自分用のスクリーンキーボードでは御座いますが、なんかの間違いで世の中には御所望の方がひょっとしたらいらっしゃるんじゃないかと思いまして公開させて頂く次第で御座います。

KeroKeyboard 0.0.2 Download